【トリッカーズ】ボロボロの中古モールトンをレビュー

中古でトリッカーズが5000円!

買う予定はなかったのだが…買ってしまった。

なんとなくトリッカーズの中古市場がおかしくになっているような気がする。

私がトリッカーズを初めてみたのは学生の頃。

カッコいーなーと思いつつ当時は定価６万円くらい。

学生には高いなーとか思っていたのですが

いつかそのうちに…が→現在10万超なーーり!

いつかって…怖い。

ただ、この度中古ですが購入できました。

中古モールトンの状態

オンラインストアの中古内容は「ひび割れが入っております。」

値段が値段なんでね。まーそれで修理の練習用でも良い気がした。

中古モールトンの状態

そして実物が到着。

カラーはたぶんエイコン？だと思います。

もしくはシーシェイド。

とりあえず履くと物凄い大きい。というか沈んでます。

全体的な反り回しております。

汚れはんーメンテナンスしてなそう。

問題のクラックですが

さすがに破れてるもんを売らんだろ？と思ってましたが…

クラック広げたら…破れてました。

1990年代のもののようなのですがクラック以外は意外と綺麗になりそうでした。

アッパーだけならなんとかなると思ってましたが

ライニングも破れていてテープが貼ってありました。

その他は紐、踵、革の状態も上記部分以外は綺麗な状態

ソールも綺麗なので多分オリジナルだと思います。

なんかもったいないですね。

とりあえず綺麗にすることにした。

中古モールトン綺麗にしてみる

「ホントは中古も磨けば光るんですよ！」なーんて言いたかったんです。

「えーえー」

「こんなに綺麗になるんです!」って言いたかったですよ。

「えー」

全体的には綺麗にできるところはして、あとは味ということにする。

反りはシューツリー入れたら解消しました。

アッパーは思っている以上に革カッサカサでどうにもならなそー。

特にトゥー部分のダメージがひどく細かい皺から細かいクラック入っていてリペア考えないとダメそう。

沈みが込みは洗えば戻るかな？と思いましたが気持ちだけ戻りました。

中敷が1.5枚分が一枚分くらいに戻りました。

マジで沈みすぎて馴染まない…時期見てバラシを考える

トリッカーズのサイズの注意

今回トリッカーズの中古で思うサイズ選びについて

靴底が沈み込むここがサイズ選びでポイントではないだろうか？

グッドイヤー製法は中底の下にコルクが入っているのですがその厚みが5mmくらいあります。

靴の中では中物に5mmはかなりあるそうです。

単純にアッパーの甲の部分が5mm上がるとサイズが変わります。よね？

そんな単純ではないと思いますがそんな現象が起こります。

単に沈み込むと言っても体重が軽い人はそこまで沈まない。

のでその状態でフィットしてくれるんですが

問題は体重がある人の場合!

体重がある人の場合は中底が沈むので足の甲の部分が広くなっていきます。

そして足サイズがもともとジャスト人はそれでいいのですが

横幅があってワイドサイズで合わせてる人は結構ブカブカになります。

ここは新品も中古も注意した方が良さそうです。

今回の私の購入したものがそのパターンです。

同じサイズの物を持っているのですがキッチキチピッタリ状態なのですが

今回はブッカブカ。

特に指周りが沈んでるのがすぐわかります。

もーこうなるとどうにもならないです。

まとめ

中古でもある程度状態がいいものを選ぶべきでした。

今回は衝動買い的なところもあり失敗しておりますが

1万円くらいで程度の良いものがゾロゾロありました。

サイズが合えば3000円〜あるようです。

また、中古でもこんなサイズ合わないのは今回が初めてくらいです。

グッドイヤー製法恐るべし!

また、グッドイヤー製法は返りが悪いって言いますが

個人的にはそんなことは特に思わないが…もっといい靴履いてみよー

あとアッパーは…修理ですね。

正直、そこも考えて購入している部分はあるので問題は大きくはない。

一回靴バラしてみたかった!

靴づくりに興味があったのでシーズン終わったらアッパーの修理もそうですが

ブカブカなこの靴を自分なりのラストを作ってみて自分の足にあった

状態に挑戦してみようと思います。

ただいま勉強中です。

できるかな？大掛かりな修理になそう。