【パニック障害体験談】電車で日本2周して克服した方法と学び

【パニック障害を克服する旅】電車で日本を2周した私の体験談


パニック障害と電車旅
一見、相性が悪そうに思えますが、ある本に出会い私はこの方法で克服しました。怖さはありましたが、他にできることも無かったので丸1日ひたすら電車に乗り続けること。少しずつ実感として「大丈夫」という感覚を得ることができました。何か起きても、「旅の恥は書き捨て」の精神で気にせず、無理はせず、自分のペースを大切に!とにかく、電車の中では思い切って寝る――そんなパニック障害との付き合う旅であります。



パニック障害の原因と症状


【パニック障害を克服する旅】電車で日本を2周した私の体験談


パニック障害の症状には個人差があります。私の場合、特に強く出たのは「喉の違和感」です。食べ物がうまく飲み込めず、ひどい時は吐き気や立っていられないほどの状態になることもありました。ただ、少し横になると元に戻るのが唯一の救いでした。

その他の症状としては:

  • 喉が通らない感覚
  • 広場恐怖症
  • めまいやふらつき、手足のしびれ
  • 突然の強い不安や恐怖感(パニック発作)
  • 対人恐怖

このように、症状の大小や出方は人それぞれですが、私の場合は「喉の不快感」が特に生活に影響を与えていました。



最初の挑戦と治療法


【パニック障害を克服する旅】電車で日本を2周した私の体験談


この病気が長引く中で、私は未来のことにとても不安を覚えていました。でも時間が経つにつれ、「どうせ何もできないなら、とにかくやってみよう」と思うようになりました。

最初の挑戦は、青春18きっぷを使った5日間の電車旅です。朝から終電まで電車に乗り続け、体調が悪い時はずっと寝ていましたが、それでも不思議と「大丈夫かも」という感覚が少しずつ芽生えました。乗り換えや外での食べ歩きも、案外できるようになっていたのです。ただ、翌日になるとまた症状が戻る感覚もあり、「訓練すればいけそうだ」と少し手応えを感じました。あっという間に5日間が過ぎ、少し普通の生活ができるようになった気がしますが、やはり戻る――まさに「3歩進んで2歩下がる」感覚でした。

そこで私はさらに大きな挑戦として、電車で日本一周を決行しました。何度も言いますが、「どうせ何もできないなら、とにかくやってみる」という気持ちで挑みました。結果、また5日間があっという間に過ぎ、少し普通の生活ができるようになった気がしますが、やはり戻る…。それでも私は日本を2周しました。

その後、私は世界一周には至りませんでしたが、飛行機で14時間のフライトを含む世界半周、24カ国を訪れることができました。少しずつ挑戦を積み重ねることで、「できるかもしれない」という実感を自分の体で得られました。



出会った本


【パニック障害を克服する旅】電車で日本を2周した私の体験談


この記事を書くにあたって、パニック障害に関する本をいくつか読みました。その中でも特に役立ったのが「森田療法」に関する本です。私が実践していた方法と近い考え方が書かれており、後から知ったことですが、とても参考になりました。

当時は森田療法の存在にたどり着かず、たとえ知っていても「怪しいかも」と思って手に取らなかったかもしれません。ですが、今なら立ち読みでも構わないので、一度読んでみる価値は十分にあると思います。

パニック障害を克服するには、自分に合った方法を見つけることが大切です。私の経験が、同じように苦しんでいる人たちの参考になれば嬉しいです。パニック障害に負けず、自分の人生を楽しく生きるために、一歩ずつ前進していきましょう。

私が読んだ森田療法の本
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まとめ:大切なこと


  • パニック障害の克服には、自分に合った方法を見つけることが大切
  • 少しずつ挑戦していくことで「できるかも」という実感を得られる
  • 失敗しても焦らず、無理せず、自分のペースで前進する

私の経験が、同じように苦しんでいる人たちの参考になれば嬉しいです。

そんじゃーね!