【一人旅の背中を押してくれる】読むだけで旅に出たくなるエッセイ本5選


パニック障害をきっかけに旅に出ることになった私ですが、
「旅に出ることをおすすめしたい」と思います。 旅は単なる移動ではなく、旅ってその人のストーリーであり、人生な訳である。そこには経験や知恵、思考が詰まっているのです。

そして、その「人のストーリー」を最も身近に感じられるのが本。いわゆる自己啓発書とは少し違い、エピソードの積み重ねが別の角度から背中を押してくれることもあります。
きっといいきっかけを見せてくれる5冊を選びました。
旅に憧れている方にも、新しい視点を求めている方にも、きっとヒントになるはずです。



オススメのエッセイ本5選


1. 「行かずに死ねるか! ― 世界9万5000km自転車ひとり旅」



石田ゆうすけさんのエッセイ『行かずに死ねるか! ― 世界9万5000km自転車ひとり旅』は、10年間にわたって自転車で世界を放浪した冒険譚です。

自転車で旅できるんだ。とちょっと過酷な手段を選んだ石田さんの挑戦とその成果がリアルに描かれています。ただ日本でやりましたが普通の人にはできないです。無理はなさらずに。



2. 「世界一周できません。と思ってたらできちゃった」



松崎敦史さんの『世界一周できません。

と思ってたらできちゃった』は、計画性と珍道中の絶妙なバランスが光るブログ集です。

世界一周券を手に入れた松崎さんの旅は、予測不可能な出来事の連続。リアルな挑戦とその面白さがコミカルに描かれており、「私も挑戦してみたい!」と思わせる一冊です。ブログから書籍化されたこの本では、実際の旅行体験を元にした生き生きとしたエピソードが楽しめます。


3. 29歳の誕生日、あと1年で死のうと決めた。



この本は旅本というか人生という放浪本。心に残っている本です。

29歳の誕生日を一人で迎えた主人公は、自分の人生を振り返り、絶望的な状況に陥ります。そんな中、彼女は30歳までにラスベガスに行くことを決意します。さらに、29歳の最後の日に「地上の楽園」と呼ばれるラスベガスで死ぬと決めます。でもタダでは死なない! マジで人生を賭けた真剣勝負!?絶望から希望へと変化していく過程が描かれており、勇気と感動を与える作品です。



4. 「エグザイルス 放浪者たち すべての旅は自分へとつながっている」



ロバート・ハリスさんの『エグザイルス 放浪者たち すべての旅は自分へとつながっている』は、旅を通じて自己発見を追求するエッセイです。

彼の豊富な人生経験と哲学的な視点が交錯し、放浪が単なる移動ではなく、自分自身との対話であることが伝えられます。エロスとアブノーマルさを感じさせる独特の文章で、深い洞察と感動を得られるでしょう。



5.「遠い太鼓」 村上春樹



村上春樹の『遠い太鼓』は、ヨーロッパを旅していたときに読んでいた本です。

現実と幻想が交錯する村上さんの独特の世界観の中で、穏やかな旅の背後に潜む村上さんの色彩が感じられます。この本を読みながら、自分の旅がどのように変わるか、または変わらないのかを考えるのも一興です。



まとめ

実際に私はそこに行ってみたりもしてしまいました。
石田ゆうすけさんの本に登場した場所を訪ねてみたときは、「ここにあったはず…」と思いながらも、実際にはかなり過酷な環境がでした。

また、村上春樹さんゆかりの地を歩いてみると、当時とはまるで別の姿になっていて、今と昔の変化を強く感じさせられます。

それでも、世界は少しずつグローバル化され、驚くほど平和で、開かれた場所になってきているのだと思います。
みなさん自身のストーリーも、教えてくださいね。

そんじゃーね!