【一生物の革小物】アンティークなマジで壊れない!?一生のレザーアイテムを作成した件



イタリア・フィレンツェで制作されている、“縫わない”レザークラフトです。
ローマで観光を楽しんでは、すぐフィレンツェに戻って学ぶ──そんな行ったり来たりを繰り返すほど、この技に魅了されてしまった。 きっかけは「壊れない財布を探していた」こと。

「縫わなければ壊れない」──その発想に出会い、これこそが“一生物”のレザーアイテムだと確信しました。 ただし、このクラフトはどんな革でもできるわけではありません。

硬さ、弾力、柔軟性──すべてのバランスが取れた特別なレザーでなければ形にならない。
だからこそ、革選びには徹底的にこだわりました。



なんで壊れないって言えるの?の件


「壊れない財布を探していた」こと。

きっかけは当時はレザーは一生物って言われていて有名で高級な革財布を購入していました。 これで財布で悩むことはないと思っていたのですが…壊れた。

一生じゃなかった。だから独学でレザークラフトを始めたんですが壊れるんですよね。 壊れる原因を分析すると、革が薄いだけでなく“縫い目”から破れることが多いと気づいたのです。
それなら──「縫わなければ壊れない」。
そう考えた瞬間、まさに一生物のレザーアイテムを作る道が見えました。

実際に手にしたアイテムはいまも現役。
断言はできませんが、壊れる気配すらありません。

ただ、最近はコインケースを使う方も少なくなってしまって……少し寂しい気持ちになります。
それでも、手にした人の暮らしに長く寄り添える“縫わない革の魅力”を、これからも伝えていきたいと思っています。



この革小物の魅力とは?





「似た形のコインケースは日本でも見かけますが、多くは東南アジアで量産されたもの。
見た目こそ似ていても、制作手順も革の質感も、そして仕上がりの深みもまったくの別物でした。

その違いを目の当たりにして、はっきりと思ったのです。
――日本には、まだ“本当にいいもの”が入ってきていない。

革って、こんなに硬く、こんなに美しく光るんだ。
木でもない、布でもない。
柔らかさの中に芯がある──これが、本当の“革”なんだと。



まとめ


レザーって、本当に奥が深くて、知れば知るほど興味深い素材です。
扱い方ひとつで、ただのゴミにも、一生物にもなる。

自分だけの表情を見せてくれます。 それはまるで、今の自分を映し出しているかのように。


そんじゃーね!